おいかけっこで骨折【番外息子編②】

番外息子編 その2

息子が小6の頃、家族でのお出かけが減って寂しくなった私は久しぶりに公園に誘いました。

昔はよく公園に遊びに行ったな~、今日行こう!

息子と娘と公園へ

子供たちが小さい頃にたまに行っていた、滑り台が大きい公園へ行きました。

大人でも楽しめる滑り台なので、子ども達は滑り台を楽しみましたが・・・すぐ飽きました。

昔は喜んで遊んでたのにな~、思い出がつまった公園・・・。

室内で遊びたい娘

この公園は室内も充実していて、娘が室内で遊びたいと言いましたが、小6の息子は遊びたくないようでしたが付き合ってくれました。

鬼ごっこしたい息子

「つまらない」と息子に言われたので、「じゃあ何だったら遊べる?」と聞いたら、「ママを鬼にして、鬼ごっこをしたい」とのことでした。

私のこと鬼と言いたいのか?私と遊びたいのか?

勝手に遊んで欲しかったのですが、私と娘が「鬼」となり、息子が今日で一番喜んでイキイキと逃げ出しました。

すごく喜んでるやん。

息子が骨折

私と娘は、息子を秒で追い詰めました・・・すると?

息子がジャンプしたときに足首をひねり、歩けなくなってしまいました。

私と娘で息子を介助しながら、そのまま病院に行きました。

土曜日の整形外科

土曜日だったので、空いている病院を探して整形外科に行きましたが激込みでした。

息子は歩けなかったので、車いすを借りました。娘が息子の車いすを押してくれて、ほほえましく、これから起こる地獄のような待ち時間があるなんてこのときは想像できませんでした。

いつまでたっても呼ばれない

小さい子供は私たちのみで、車いすだったので早く呼ばれるのではないか?と安易に期待していました。

周りの方々も、「ここ座っていいよ?」とか、優しくしてくださり、ありがたいなと思いながらも呼ばれません。

1時間30分経過

1時間30分が過ぎたころ、受付の人に確認をしてきます。

すみません、いつ頃呼ばれますでしょうか?少し外出してもよいですか?

すると、「待っている人が沢山いるので、いつ呼ばれるかは分からない。外出はこの病院では駐車場のみ限定になっているので、院内で待つのがおすすめです。駐車場で呼ばれたとしても、順番はリセットされます」とのことでした。

そうですか・・・土曜日に診てもらえるだけでも感謝!

2時間30分経過

もう一度受付の人に聞いてみます。

何度もすみません、いつ頃呼ばれますでしょうか?

すると、「4番目に呼ばれますよ!」と教えてもらいました。やったー!!!

3時間後に丁度呼んでもらえました。(苦い経験だったので覚えている私)

なぜこの整形外科は混んでいるのか

初めて行く整形外科だったのですが、私なりになぜこの整形外科は混んでいるのか勝手に予想します。※混んでいなくとも素晴らしい病院は沢山あり、私は呼ばれやすい病院に通うのが概ね好みです。

1、先生が話しやすい

息子が骨折している状態で3時間待った怒りと、土曜日に診てくれる感謝でおかしくなった私は普通の状態ではなかったと思います。

それでも先生は写真を丁寧に説明してくれて、しかも話しやすく、「この先生だから混んでいるのかな?」と思いました。

2、若い男性の整体師がイキイキとしている

待ち時間の間、私の前を何回も若い男性のリハビリ整体師が横切ります。すべての整体師の方がイキイキとして、姿勢も良く、活気にあふれていました。だから混んでいるのか?

ここの整体師に施術してもらえば、すぐ良くなりそう・・・

3、院内が綺麗で、テレビで身体の勉強ができる

院内が綺麗なのはもちろん、院内に設置してあるテレビ映っているのは、とても勉強になる整体に関しての情報でした。テレビがあってよかった。

治るまで病院通い

息子の骨折が治るまで、この整形外科に通います。他の病院よりは待つイメージですが、3時間待つというのはありませんでした。

たまたまが重なり、土曜日ということもあり、3時間待ち時間ということに繋がったと思いますが、この事件以来、娘は病院に付き添いしてくれなくなりました。

松葉杖生活

小学校6年生の教室は3階にあるので、息子は3階まで松葉杖で階段を上らなければいけません。

朝は他の生徒が来る前に学校に行き、私がランドセルを持ち、介助しました。そのまま冬休みに突入したのでありがたかったのですが、1月8日の始業式は、丁度松葉杖が外れた2日後でした。

1か月程で松葉杖が不要になる

1か月程で松葉杖が外れたものの、息子はケンケンをして骨折した足をかばって移動していました。

松葉杖はずれて2日後が始業式だけど、階段介助する?大丈夫そうだね?

始業式は11時の午前中に終わるので大丈夫でしょうとお互い判断しました。

息子にとって地獄だった始業式

1月8日の朝は階段介助しなかったのですが、始業式が終わる時間に息子の階段介助をしようと3階の教室へ行きました。すると、息子が限界を迎えていました。

どうしたの?今日は11時までだし、階段の上り下りは1回だけだよね?

朝教室へ行くために3階へケンケンで移動します。教室へ着いたら「日直」だったらしくて「1階の職員室」へ移動します。それからまた3階の教室へ移動します。

すると教室で始業式がはじまるので移動はないはずですが、息子は何かの委員長だったため、放送で呼ばれたらしく、1階へケンケンで移動。そこからまた3階へ移動して、地獄だったらしいです。

息子よ、お疲れ様。

階段を下りているとき先生に褒められる

「いや~大変だったね、ママがランドセル持ってあげるから帰ろう」と1歩1歩階段を下りているとき、担任ではない先生から、「息子君の放送すごく良かったですよ!」と褒めてもらえました。担任の先生も「息子君、頑張ってましたよ」と褒めて頂きました。

息子よ、自分の仕事はキチンとこなしたんだね?お疲れさまでした!

お疲れさまでした!

3階まで松葉杖で移動は大変だにゃ~

追記:上述の整形外科に通い、息子の足の骨折は完治しています。(若いって素晴らしい)